医療法人社団マイルストーン・株式会社マイルストーンケア 様

「スーパー和食というコンセプトが面白く、ご利用者様が豊富な選択肢から好きなメニューを“選べる”という点も「にこ楽弁当(冷凍弁当)」の強みだと思います」(牧野専務様(中央)とスタッフの皆様)
静岡県静岡市で運営されている医療法人社団マイルストーン、
株式会社マイルストーンケア(浦島クリニックグループ)の
牧野専務様に『にこ楽弁当』を
導入した経緯と現在のご利用状況などについて伺いました。
施設プロフィール
- 施設名
- 通所介護4施設(竜宮江尻台、竜宮春日、竜宮村松、竜宮しんてんま)
ショートステイ1施設(ショートステイ竜宮)
通所リハビリステーション3施設(リハビリコート竜宮、リハビリスクエア竜宮、リハビリステーション竜宮)
- 所在地
- 〒424-0008 静岡県静岡市清水区押切1620 他
- 職員数
- 約230名
ご利用者様一人一人の生活リズムに寄り添った選択制サービスを提案しています。
施設の概要についてお聞かせください。
当社は浦島クリニックグループとしてクリニック3施設を母体として、それ以外に医療法人社団マイルストーンにて通所リハビリ施設3施設、株式会社マイルストーンケアにて通所介護4施設、ショートステイ1施設を運営しています。
当施設の特色としては、ご利用者様一人一人の生活のリズム、タイミングにあわせて可能な限り、通所の時間や利用パターンも選択してもらえるよう心がけて取り組んでいます。
通所施設というと、朝来て夕方帰るとか、午前中使う、午後使うとか、どうしても施設側の都合に合わせて通って頂いているのが一般的だとは思うのですが、当施設は、そうではなくて主体者はご利用者様との考えから、ご利用者様一人一人の生活の中のリズムに施設側があわせて提供できるようにという事を目指していまして、通所の時間や利用パターン等可能な限り選択してもらえるようにしています。

ご利用者様がメニューを選択できる方法を探していました。
八重洲ライフ「にこ楽弁当」活用の背景・きっかけについて教えてください。
八重洲ライフの「にこ楽弁当」導入前は、デイサービスの昼食として配食弁当を利用していました。
ただ配食弁当の場合、どうしても日替わりメニューが決まっており、ご利用者様がメニューを選べない事に課題を感じていました。
施設では、(施設に)今日来たらこのメニューですと決まっているのが一般的で、最近だと3種類くらいからメニューを選べる施設もあるようですが、私たちが定食屋さんとかレストランに行った時に3種類だけから選ぶという事はほとんどなく、メニュー表から好きなメニューを選ぶと思いますので、できればご利用者様が選べる選択肢を増やしていければと思っていて、何かないかと探していました。
そんなとき、展示会(東京ケアフード)で八重洲ライフの「にこ楽弁当」を知り、興味を持ちました。
ご利用者様の選択肢を広げる事が出来ると感じたのが決め手です。
数社を検討する中で八重洲ライフを選んだ理由を教えてください。
・「スーパー和食」というコンセプト
まず、八重洲ライフの「スーパー和食」というコンセプトは面白いなと感じました。
最近のご高齢者様は、洋食を食べる方も増えてはきていますが、栄養バランスの点では和食の方が良いのではと感じていましたし、和食の方が洋食に比べて飽きがきづらいとも感じていました。
また認知症の方は、主菜と副菜を少しずつ交互に食べる事が難しくなってくるケースがあるのですが、和食だとおかずが複数あり、献立を少しずつ食べるトレーニングという点でも和食系が良いかとは思っていましたので、その後検討の上、導入を決定しました。
・「冷凍でストックが可能でいつでも選べる点」
検討当時は5社程の配食弁当会社からご利用者様にメニューを選んでもらう予定で決めかけていたのですが、展示会で「にこ楽弁当」を知って、八重洲ライフの「にこ楽弁当」を加えようと考えました。
配食弁当だと各社特徴があり選択肢は広がるものの、配食会社さんが日毎に提供できるメニューは限られますが、八重洲ライフの「にこ楽弁当(冷凍弁当)」ですと、21種類(導入当時)あり、在庫をストックできる為、ご利用者様の選択肢を広げる事が出来るので良いのではと感じました。
この多くのメニューから“選べる”というのが「冷凍弁当」の一番の強みだと思います。
八重洲ライフのにこ楽弁当
好きなものを選んで食べられるというのが非常に好評です
八重洲ライフのにこ楽パック導入後の評価をお聞かせください。
導入後のご利用者様の反応としては、好きなものを選んで食べられるというのが非常に好評でした。
どうしてもメニューが固定だと、嫌いなメニューがでたり、直近で食べたメニューと一緒だったりとかも
出てしまうのですが、その点はご利用者様それぞれ選んで頂けますので、その点も解消ができて喜ばれています。
導入当初は“にこ楽弁当”のメニュー数も少なかったのですが、その後、メニューも28種類に増え、“ちょこ楽弁当”も14種類もでき、両方あわせてメニュー数が42種類になりましたので、そこまで飽きはきていないのかなぁと感じています。
現在は、八重洲ライフさんの“にこ楽弁当”、“ちょこ楽”弁当をメインにしており、その42種類をメニュー表としてご利用者様に好きなものを選んで頂くようにしています。
“ちょこ楽弁当”は主食としてパンかごはんを選んで頂き、“にこ楽弁当”は主食をごはんにして提供しています。
そしてスポット的に他社の配食弁当も活用したりしています。お盆や年末年始等長期休暇の時期は施設としても稼働率が下がりやすいですので、その時に八重洲ライフの“にこ楽寿司”もメニューとして加えたりしています。
お寿司も好評で中には期間限定で実施をすると、その期間にあわせて通所のタイミングを変更される方もいらっしゃいます。
また必要な方には、デイサービスの昼食以外にも施設から夕方帰宅する際のお持ち帰り用としても提供をさせて頂いています。
弁当容器も内側が柄付の容器の為、見た目も良くご利用者様のご家族にも印象が良く、その点もありがたいと感じています。
レストランのようなメニュー表
温め開始のタイミングを調整し、ベストな状態で提供しています。
運営面での工夫があれば教えてください。
ご利用者様にお食事を楽しんでいただけるような工夫として、“にこ楽弁当”と“ちょこ楽弁当”の計42種類のレギュラーメニューの他にレストランのように随時「おすすめメニュー」の単品のリーフレットを用意したり、たんぱく強化月間として42種類のうちたんぱく質の量が多い弁当ランキングを掲示したり、半年や年に一度人気メニューランキングを掲示したりしています。
またご利用者様は、カロリーや塩分の値も良く見られており、カロリーや塩分の気になる方向けに、カロリー・塩分の低い弁当ランキングを掲示したりもしています。皆様いろいろと掲示物を見て、ご自分のニーズにあわせて選んで頂いています。
また調理(提供)のオペレーションにあたっては、スチーマーだけだと解凍時間の問題もありますので、電子レンジも活用し、少し解凍をしてからスチーマーで保温をする等でベストな状態でご提供できるよう工夫しています。
ご利用者様の施設入りがそれぞれ異なりますので、施設入り時間ごとの電子レンジの解凍時間の一覧表を作成して共有している事で、スタッフが食事準備の際に、ベストな暖かい状態でお食事を提供できるようにしています。
ちょこ楽弁当メニュー表 / お弁当総選挙(人気メニューランキング)の結果
ご利用者様にお食事を楽しんで頂きたい。
今後取り組んでいきたい事はありますか。
ご利用者様の選べる選択肢を増やすという点で、主食として現在のパンとごはんに加え、麺類等も提供をしていければと検討・準備を進めています。
これからもご利用者様にお食事を楽しんで頂きながら、通っていただけるようにしていければと思います。