サービス付き高齢者向け住宅 古今嘉(ここんか)様
八重洲ライフさんのクオリティと寄り添うサービスに満足しており、他の業者からの営業には『変える気はございません』とすべてお断りしています
サービス付き高齢者向け住宅 古今嘉を運営する株式会社すみれ 代表取締役 福田 光作様、統括責任者 福田 鶴枝様、管理者 大谷 祐子様に、八重洲ライフのフードサービスを利用した経緯と現在のご利用状況などについて伺いました。
施設プロフィール
- 施設名
- サービス付き高齢者向け住宅 古今嘉(ここんか)
- 所在地
- 〒320-0831 栃木県宇都宮市新町2-7-1
- 入居者数
- 20名
- 職員数
- 約25名
宇都宮市内で複数の施設を運営
施設の概要についてお聞かせください。
「サービス付き高齢者向け住宅 古今嘉」は、生活の相談や見守りが必要な高齢者に対し、24時間365日職員がしっかり支援させていただく施設です。ここで生まれ育った代表の福田 光作が「地域に貢献したい」という想いを形にした施設で、入居者様はもちろん、そのご家族、地域の方々に笑顔溢れる場所を提供するため、「昔も今も楽しく暮らそう」をコンセプトに施設を運営しています。また、当施設内にはディサービスの「通所介護 古今嘉TOWN」と「訪問介護事業所 古今嘉」を併設。身体機能の維持や機能訓練、社会との交流、自由度の高い住居とし て、高齢者が安心して過ごせるさまざまなサービスを展開しています。
このほか、当施設を運営する株式会社すみれは、宇都宮市内に「グループホームすみれ大寛の苑」「デイホームすみれ西川田」「デイセンターすみれ」「居宅介護支援事業所 すみれ」調剤薬局の晴れたす薬局(一条店、王子店)を展開。これからも、我々は「高齢者の尊厳」を大切に、「人権の尊重」を胸に、「自立した生活への支援」を実現していきます。
自給は栄養バランスの調整が難しく、食材ロスも発生する
配食サービス導入の背景をお聞かせください。
当施設が開所した2018年4月当時は、手づくりで食事を提供していました。他の施設はすでに調理済み食材供給サービス(給食サービス)を導入していましたが、もともとはどの施設でも手づくりの食事を提供していたこと、施設の目の前にスーパーマーケットがあったことなどから、当施設は自分たちで食材を調達し、自分たちで調理するスタイルでスタートした次第です。
自給のスタイルでスタートしたものの、すぐに限界を感じるようになりました。その理由のひとつは食材のロスです。献立を考えて食材を購入しても、なかなかこちらの思い通りには使い切ることができません。どうしても、食べ残しも発生してしまいます。また、栄養バランスにも問題がありました。栄養士が在籍しているわけではないため、自給の場合は栄養バランスを考えた食事を提供することが難しいというのがあります。その点、完調品は栄養バランスが考えられており、使用している食材や調味料の量、栄養素なども分かりますから、医師から食事に関する質問があっても的確に答えることができます。
さらに食材の買い出しや調理にかかる時間、それに携わる職員の確保なども難しい状況になってきたため、他の施設と同様に当施設も完調品を利用することにしました。
八重洲ライフの配食サービスは圧倒的に美味しい
フードサービス業者の比較・検討はされたのでしょうか。
当時、さまざまな給食業者の営業がありました。そこで、数社の給食業者に試食&サービス説明会を実施してもらい、既存の給食業者を含め、比較・検討しました。そこで、新たな配食業者に選定させていただいたのが八重洲ライフさんです。2020年3月以降、全施設で八重洲ライフさんの給食サービスを利用しています。選定理由については以下の通りです。
<圧倒的な美味しさ>
どの業者も完全調理済み、調理は湯煎・冷蔵解凍のクックレスは同じ。しかし、味にはかなりの違いがありました。圧倒的に美味しかったのが八重洲ライフさんです。しかも、昼と夜は一汁四菜が基本で、美しい見た目も素晴らしいと感じました。
<毎月1日はお赤飯>
当施設だけでなく、施設運営を開始した2002年当時から、月初めの1日はお赤飯を提供することがきまりごとです。もちろん、入居様もお赤飯を楽しみにしています。その決まりごとに合わせてほしいとお願いしたわけはないのに、八重洲ライフさんは最初から月初めの1日はお赤飯を提供していることが分かりました。もともと八重洲ライフさんの親会社は介護事業を展開されているとのことで、高齢者向けのサービスをよく理解していると感じました。
入居者様から「ここのご飯が一番美味しい」の声も
八重洲ライフの給食サービスについて、どのように評価されていますか。
職員も入居者様も満足しています。以下に具体的な評価を挙げさせていただきます。
<進化するスーパー和食>
コンセプトに掲げるスーパー和食は、毎年進化している気がします。お肉もお魚の味は年々進化し、自分たちで調理した料理と変わらない味のクオリティ。味や見た目のバラツキもありません。メニューに麺類が入っているなど、バラエティ豊かでバランスが良いと感じます。何より、高齢の入居者様が「ここのご飯が一番美味しい」とおっしゃっていますから間違いありません。
<在宅で好評を博しているにこ楽弁当>
在宅の「デイホームすみれ西川田」では、利用者様のお宅にお持ちしてレンジで温めるだけのにこ楽弁当を利用しています。八重洲ライフさんクオリティで美味しいのはもちろん、28もの種類が用意されているのがポイント。利用者様も美味しそうに召し上がっています。
<四季折々の行事食が楽しめる>
季節を感じることができる行事食は入居者様に大好評。行事食をもっと楽しんでもらえるように、当施設ではお正月のおせち料理はおせち箱に、敬老の日のお寿司はきれいなお皿に盛り付けるなどの工夫もしています。味と目で楽しんでもらえる食事は、本当に笑顔が生れますね。
<職員を採用する際、調理スキルは不要>
職員の採用面接時、調理に自信がないのか、食事の提供方法を問われることが多々あります。そうしたとき、完調品の給食サービスを利用していること告げると、すごく安堵してもらえます。介護業界は慢性的な人手不足の状況ですから、調理が障壁にならないのは有り難い限りです。
施設に寄り添うサービスを提供
ほか、八重洲ライフに期待しているサービスなどはございますか。
2023年4月から始まったポイントサービスですね。取引内容に応じて付与されたポイントをさまざまな食事に交換できるサービスで、今年はおせち料理に交換しました。コスト削減にもつながりますから、当施設にとってうれしいサービスといえます。
自動発注システムにも期待しています。実はお盆などの長期の休みがある場合、締め切りが早まってしまい、一週間分の発注を忘れてしまうことがありました。担当営業の方のチェックで納品されない事態は免れてきましたが、普段の業務が忙しいことに変わりはないため、今後も忘れてしまう可能性はあります。八重洲ライフさんはこの問題に対する対策として、発注が入っていなかった場合、前の週と同じ数字を自動入力する仕組みを導入するとのこと。この仕組みが機能すれば、安心して業務に取り組むことができます。
最後に今後の展開などをお聞かせください。
今でも他の給食サービスを提供している業者さんからの営業はありますが、「変える気はございません」とすべてお断りしている状況です。そもそも施設を運営するうえで長いお付き合いをさせていただきたいというのが当施設の願い。何よりも、八重洲ライフさんのクオリティ、そして寄り添うサービスに満足しています。今後とも引き続きよろしくお願いいたします。
取材:2024年8月